製造情報

押出技術

押出加工とは

押出加工はコンテナと呼ばれる円筒状の容器の中に入れた素材(ビレット)を加圧して、コンテナの端部に設けられたダイス金型を通して材料を流出させ、形材、管、棒など様々な形状の製品を得る加工法です。
押出加工の特徴は1回の工程で中空材や複雑な形状を製造することができるため、機械加工や組立等の後工程を省略できることです。
当社では、アルミニウムの押出及びマグネシウムの押出を行なっています。

押出技術

当社では、押出加工に必要なビレットの鋳造及びダイス金型の設計、製作を自社で行なっています。
そのため、製造部内で緊密な情報交換を行い相互で技術力の向上を図っています。また、よりよい製品を生み出すために調整が必要な場合にも、迅速なフィードバックによる対応が可能です。
これら鋳造、ダイス、押出の融合による押出技術で、高い生産性と安定した供給を続けています。

品質

押出材の品質は、JISの規定に基づいて管理しています。

  • JIS H4100 「アルミニウム及びアルミニウム合金の押出形材」
  • JIS H4040 「アルミニウム及びアルミニウム合金の棒及び線」
  • JIS H4080 「アルミニウム及びアルミニウム合金継目無管」

高精度押出

長年の経験と蓄積されたノウハウにより、通常よりもさらに厳しくダイス精度、押出条件を管理することで、JIS規格以上のご要望にも対応しております。

マグネシウム押出

当社が培ってきた押出技術を用い、一般的には難しいといわれるマグネシウム押出にも取り組んでいます。
マグネシウムに関しては、まだ研究開発段階のものもありますが、様々な材質の押出を可能にしてきました。

完成品の例

アルミニウム・マグネシウムは、身の回りの様々な生活品・工業製品に必要な部材として生まれ変わります。
そのまま製品として流通することは少ないものの、アルミニウム及びマグネシウムには軽い・加工しやすい等の特性があり、形材・部品として様々なシーンで使用されています。アルミニウムに比べ、マグネシウムの市場への供給はまだまだ多くはありませんが、マグネシウムも意外なところに使われています。

家電 TV / パソコン / 音楽プレイヤー / プリンター / プロジェクタースクリーン / 冷蔵庫 / LED照明
乗り物 船舶 / 鉄道車両 / トラック / 自動車 / バイク
住宅 サッシ / 手すり / カーテンレール / 網戸 / 雨戸 / ソーラー / カーポート
公共施設 ビルサッシ / 駅ホームドア / パーテーション / 標識 / シャッター
家具 箪笥 / 食器棚 / ベッド / タオル掛け / 額縁
仮設資材 脚立 / 梯子 / 足場板 / 矢板 / 腹起し
産業機械 ヒートシンク / マガジンラック / 産業ロボット / 織機 / プロファイル
その他 神輿 / パチンコ台 / 台車 / アンテナ
乗り物 鉄道車両 / 自動車 / バイク / 車椅子
電子機器 携帯電話 / パソコン / 音楽プレイヤー(外装・スピーカー)
医療関係 肢装具 / 医療用素材
その他 台車 / 背負子

製造範囲

用途に合わせて、様々な材質やサイズ(重さ)の製品を製造しています。

材質

強度、外観、溶接性、耐食性等、各種ご要望に合わせた品種をご提案して製造しています。

サイズ(重さ)

小型材から大型材までご要望に応じて生産可能です。(アルミニウム生産可能0.1kg/m~15kg/m)

※製造可能標準ですので、形状・材質によって打ち合わせをさせていただきます。

押出技術×加工技術

当社では、加工だけでなく、押出材の段階から精度を上げて製造することができます。
例えば、伸管を扱っているほとんどのメーカーはパイプを購入し、加工で精度を出していますが、 当社では自社で高精度のパイプ材を押し出し、それを引抜加工することでさらに精度を高めています。
またパイプ材に様々な加工を施してご提供することもできます。

伸管 押出管を高精度かつ薄肉で製造することで、引抜の工程削減が可能です。
精密加工品 押出材を高精度(曲り、ネジレ、寸法)にすることで、機械加工を最小限にすることが可能です。
その他各種加工品 押出・加工等の各工程を有しているため、部材の納入待ちがなく効率的な生産が可能です。また、各工程で検査を行っており、品質・精度の保証ができます。